悪臭奮闘実践記

口臭、体臭、足のにおいなど・・・・ありとあらゆる臭いの対策、商品を、僕が実践したもののみ紹介しています。

脇の臭い編:今日からできること。

こんにちは、なまら屋です!

 

今回は脇の臭い対策の基本的なところから始めていきたいと思います。

臭い対策といえば、思い浮かべるのはデオドラントグッズを使っての対策になる方が多いのではないでしょうか?

しかし、このデオドラントグッズを使うにも効果を最大限まで引き出すための下準備が大切なんです!

この基本的な対策だけで、デオドラントグッズを使わずに臭いを軽減できる方も少なくないのではないか?というくらい大切なことなので、ぜひ実践してみてください!

 

足の臭いの対策でも言った通り、臭いを臭いで消すのではなく、臭いを生み出さない環境を作ることが悪臭改善において一番重要なこと、といっても過言ではないのです。

 

それではまず一番最初になにをするのか?

①脇毛をそる!

これは男性の場合ほとんどの方がしていないことかと思いますが、臭いを作らない環境へ欠かせないのが、この脇毛処理なんです!

ここで、汗について知っておいてほしいことがあります。

汗腺には2つの種類があり、一つはエクリン腺という、サラサラした無臭のものなの99%が水分のもの、対してアポクリン腺というもう一つの腺には、タンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などが含まれています。

この物質が、脇の常在菌との反応によって臭いを発生させているのです。

アポクリン腺はすべての人にあるものなのですが、ワキガと言われる人はこのアポクリン腺の量が多いので臭いが強くなってしまうんですね。

以上を踏まえたうえで、なぜ脇毛を剃る必要があるかというと、脇毛がある状態だと、汗をかいた際に靴の中と同じように蒸れやすく、高温な雑菌が繁殖するには好都合な環境になりやすいのです。

汗の量に変わりはありませんが、菌の繁殖を防ぐという面から処理する必要があるのです。

 

処理の方法は簡単で、脇毛をある程度ハサミで短くカットし、あとは髭剃りなどできれいに剃るだけです。

この際に一つだけ注意点。

丁寧にピンセットなどで抜こうと思った方もいるかもしれませんが、これだとアポクリン腺を刺激し、臭いが強くなる可能性があります。

必ず髭剃りなどで刺激を与えないように処理しましょう。

②食生活の見直し

欧米の人は体臭がきつい人が多いというのは聞いたことがあるのではないでしょうか?

これには彼らの食生活に理由があったのです。

先ほど話したアポクリン腺は、脂を多く使う食べ物や、肉類など動物性のタンパク質や皮脂を多く使う食べ物によって成長します。

このような理由から、肉食文化の多い欧米の方はアポクリン腺が発達していることが多いのです。

対して日本人の食事はかつては質素で、バランスのとれたものが多く、アポクリン腺の育ちにくいものだったため、ワキガ体質の方は少なかったのですが、

文化の欧米化にともない、食事にも彼らの文化を多く取り入れられたことによって、近年はワキガ体質の方が増えてきているのです。

ここで、ワキガ体質になりやすい食生活を紹介します。

  ・インスタントや添加物の多い食べ物を食べる

  ・好みのものばかりを食べる

  ・ニンニクなどのニオイの強い食べ物をよく食べる

  ・胃をあらすような刺激物を好む

  ・塩分、糖分を摂りすぎる

  ・就寝前に飲食をする、間食をとりすぎる

一部ですが、あてはまる方はかなり多いのではないでしょうか?

これをしないだけでも、十分な対策となるのですが、

さらに踏み込んで、どのような食べ物がアポクリン腺の成長を抑えるのかを紹介してみます。

  ・アルカリ性食品(梅干し、ひじき、わかめ、きのこなど)

  ・抗酸化食品(緑茶、ばなな、ニンジン、キャベツなど)

上記食品は、ワキガ体質改善に効果的であるといわれており、僕自身現在も意識して摂るようにしています。

 

このように、脇の臭い対策に大事なことは何かというと、

①菌を繁殖させない環境づくり

②正しい食生活の積み重ね

という、今日からできることなのです!

まずはデオドラントグッズを使わず、この二つを実践して、よりデオドラントグッズの効果を発揮しやすいカラダをつくっていきましょう!